現場に立つことが、すべての始まり──物流オンサイトの価値

ニュース 2025-8-6


むしろ、本当に価値のある情報やヒントは、現場=オンサイトにこそ詰まっています。
たとえば倉庫内で荷物の入出庫作業を行うスタッフ、配送時間に追われるドライバー、出荷指示を出すオペレーター。それぞれが抱えている小さな悩みや改善のヒントは、電話やチャットのやりとりだけでは見えてきません。


だからこそ私たちは、現場に行くことを大切にしています。
ある現場では、出荷のピーク時間に入庫作業とトラックへの積み込みがバッティングし、構内が混乱するという課題がありました。帳票上では問題がないように見えていても、現地に立ってみると「現場の作業動線がそもそも交差していた」ことが原因だったのです。
現場スタッフと話し合い、タイミングの調整と動線の一部変更を提案したことで、混雑は一気に緩和。
「作業がスムーズになった」「声を聞いてもらえたのがうれしかった」という言葉をいただいたとき、オンサイトでの取り組みの重要性を改めて実感しました。
また別の現場では、配車の調整が紙ベースで行われており、担当者が不在になると対応がストップするという状況がありました。


その現場でも、私たちが一緒に業務フローを洗い出し、簡易なスプレッドシートによる引き継ぎと情報共有を始めたところ、属人化が徐々に解消され、現場の負担も軽減されました。
このように、現場には「本音」と「現実」があります。
そしてその“本音”に耳を傾け、ひとつずつ改善していくことが、物流全体の質を高めていく第一歩だと考えています。


最近では、AIやIoTを活用した「スマート物流」も注目されていますが、私たちはテクノロジーと人の知恵の融合こそがこれからの現場に必要なものだと思っています。
リライアンスは、これからも現場に足を運び、“顔の見える関係性”を大切にしながら、物流全体の最適化を支えていきます。


次回のブログでは、現場から生まれた「ちょっと嬉しい改善ストーリー」をご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに!

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